Sivaさん人物撮影得意なのに、なんで結婚式の撮影の仕事受けないんですか?….儲かるのに(笑)
そんなモロなことを(笑)自己紹介も兼ねて、カメラマンの専門について解説していきますね
カメラマンには専門分野がある
「写真撮影が上手な人=カメラマン(写真家、フォトグラファー)」というイメージがありますが、1人ずつ様々な専門を持って活動しています。
被写体別に分類するカメラマンの専門
- 人物撮影(ポートレート)
- 結婚式
- 風景
- 商品・料理(室内の動かないもの)
- 動物
- スポーツ
- スナップ
「医師」にも外科や内科があるように「カメラマン」もそれぞれに専門を持っています。単に得意分野を専門と名乗っているのではなく、何を被写体にするかによって使用する撮影機材がそもそも異なるため、専門外の分野を撮影することは大変です。
カメラマンへの依頼は「お客様が」専門分野を見極める必要がある
カメラマン選びの難しい点は、依頼者がカメラマンの専門を見極めて依頼しないといけないことです。
一般のフリーランスカメラマンにとって、仕事の依頼は収入に直結します。そもそも専門を持っていないカメラマンも存在しますし、専門外であっても経験に繋がれば嬉しいため、基本的にカメラマンにとって撮影依頼を断る理由はありません。
僕を例に挙げると、結婚式の前撮りは「人物撮影」に当たるため得意です。しかし結婚式本番の撮影では80点クオリティしか出せません。カメラマンのインスタグラムやポートフォリオ(作例集)から、専門を見極めて依頼しましょう。
Sivaは人物、商品・料理撮影が専門のカメラマン
Sivaさん結婚式の依頼受けないのは、専門外だったんですね〜
そう僕、元シェフなので料理撮影が専門なんです!
僕は人物撮影と、料理撮影が専門です。料理撮影に使う機材は、商品撮影と同じなのでECサイトで販売する商品撮影も得意です。僕に限らず料理カメラマンは商品撮影を得意とするはずです。依頼する際の参考にしてください。
Sivaの特徴は「商業カメラマン」
僕はビジネスシーンでの撮影が得意なカメラマンです。「綺麗に撮る」ことは当たり前で、「売れるように撮る」ことに特化しています。例を見ていきましょう。
商業撮影のポイント①:どの媒体に載せるのか
写真は撮って終了ではありません。ビジネスシーンでは写真をチラシ、ホームページ、広告、販促など様々な用途に応用します。
【販促ポスター、サイネージ向き】
- 横長型
- 企業イメージを売り出すため、ピンク色の背景紙で世界観を統一
- 意図的にスペースを空けておくことで、販促用の宣伝文を書き込める
【メニュー、ECサムネイル向き】
- 正方形
- 被写体と背景の色を分けて主題(被写体)を強調
- 被写体を中央に配置
商業撮影のポイント②:企業イメージの演出
コンサルしていたカフェのコーヒーがあまりに美味しかったので、コーヒーカレーのレシピを開発、販売することになりました。新事業ですからイメージの演出はもちろん、A/Bテストが必須です。
【明るいカフェらしいイメージ】
- Web用
- 中年層も身近に感じて来店しやすいよう、敢えて良いレンズで撮影しない
【スタイリッシュなイメージ】
- 印刷、店頭用
- SNSでスタイリッシュな広告に目が慣れた若年層向け