おしゃれなレストランやカフェに行ったり、自宅で上手く料理が作れたりすると写真を残したくなりますよね!
料理を見た通り、いやそれ以上に「美味しく」見えるように撮影するためにもレンズ選びも大切です。
この記事では料理写真に最適なレンズについて丁寧に解説していきます!
最後に各社のおすすめカメラレンズも紹介していますので是非チェックしてみてください!
この記事は、一眼レフ初心者向けです。
この記事は一眼レフを購入しようと思ってるけど料理写真にあったレンズがわからないとか、一眼レフ購入したけど使わずに放置してたという方におすすめです!
料理写真レンズの選び方
レンズを購入する際は、
- 撮影する時間帯
- 場所
- 予算
の3つを軸に考えましょう。
最後におすすめのレンズを紹介します。
理論抜きで手早くおすすめレンズを知りたい方はおすすめ一覧にジャンプ
ズームはいらない!単焦点レンズがおすすめ!
単焦点レンズのおすすめポイントは4つ。
- 画質の良さ
- ぼかしを自由に作ることができる
- 薄暗い場所でも撮影できる
- コスパがいいこと
それぞれ詳しく解説していきます
「画質の良さ」
一般的にズームレンズと比較して単焦点レンズはズーム機能が付いていないため、画質が優先されています。しかし、ズーム機能が付いていないため被写体の大きさは自分の寄り引きで決まります。
カメラはズーム機能がついていると高額になり、画質も悪くなってしまうんです(^^;
「ぼかしを自由に作ることができる」
単焦点レンズはF値(絞り値)が小さく、ぼかしやすいのが特徴。 F値を開放させることによって、フォーカス外のも物をぼかすことができればメインの被写体がより強調され、魅力的な雰囲気のある1枚に仕上げることができます!
「暗い場所でも明るい場所でも撮影できること」
基本料理写真を撮影するのは自然光がおすすめです。そのため朝または昼に自然光が入る窓際で撮影することがベストですが、時間や場所によっては難しいこともありますよね。そんな時に薄暗い場所でもたくさん光を取り込むことができる単焦点レンズで撮影しましょう!
料理写真は「光」が非常に大切です!料理写真のライティング方法についてもあわせて確認しましょう!
「コスパがいいこと」
一眼レフのレンズって高いですよね。単焦点レンズはズーム機能が付いていないため動物などを撮影する場合は少し不便です。しかし、いままで説明してきたように料理写真においては強い味方です!強い味方をリーズナブルな価格で購入できるってうれしいですよね。
マクロレンズもおすすめ!
単焦点レンズよりももっと被写体をクローズアップして撮りたいという方におすすめのレンズは「マクロレンズ」です。
マクロレンズは名前の通り被写体に対して大幅なクローズアップを行うことができるレンズです。かなり近づいてもピントが合うので、被写体を大きく写すことができるし、アップで撮ることで背景のボケをより大きく作り出せます。ツヤのある食材を選べば、素材の質感も肉眼で見るよりも細かく伝えることができます。これを利用してもっと「おいしい部分」クローズアップできれば表現も幅も広がりますよ。また マクロレンズはマクロ撮影時もっともよく撮影できるように設計されていますが、普通の単焦点レンズとしても使うことができます。
一方でマクロレンズは単焦点レンズよりF値が大きいため単焦点レンズに比べて薄暗い部屋での撮影には劣っているということは覚えておきたいですね。
いろんなレンズの違いで写りを楽しんでみましょう!
レンズの焦点距離に注目!
料理写真に使えるレンズの焦点距離
焦点距離によってある程度撮影できる範囲が決まります。
- 広角レンズ(見た目よりも広く撮影できる):30㎜以下
- 標準レンズ(見た目と同じくらい):50㎜
- 望遠レンズ(見た目よりアップで撮影できる):70㎜~
※APS-Cは画角が1.5倍になるので35mm換算してレンズを買おう
横からの撮影の場合
70~100㎜がおすすめです。
料理はアップで撮影することで「おいしさを」表現することができます。単焦点レンズはズーム機能が付いていないので、もともとから被写体をアップで捉えられる望遠レンズなら標準レンズよりも簡単に撮影できますよ!
僕のおすすめは85㎜!
少しレンズが長くなってしまい被写体との距離が離れてしまうためレストランなどでは扱いにくいですが135㎜もいいですよ(^^
写真を「美味しく」見せるには構図が大切です!
被写体をアップで撮る以外にも「写真初心者におくる料理写真の基本構図」「5分でわかる料理写真中級者のための撮影のコツ」ではたくさん料理写真にあった構図を紹介しています。
俯瞰撮影の場合
アップで撮影する場合は70~100㎜で撮影するすることをおすすめします。
パーティーの様子やレストランのテーブルコーディネートなどを俯瞰で撮影する場合は35~50㎜がおすすめです。標準レンズなら見た目ものと同じイメージを画の中に収めることができます。
70~100㎜はメニュー掲載写真や自宅で撮影する際に、50㎜はレストランやカフェなどの撮影の際におすすめです。50㎜のほうが70㎜よりもSNS映えはしますよ!
家で作った料理を一眼レフでおしゃれにおいしそうに撮影したいですよね!メインの被写体を際立たせ、画を華やかにしてくれるテーブルコーディネートについてもあわせて学びましょう!
30㎜以下のレンズで撮影すると魚眼レンズで撮影したようになり、写真に歪みが生じてしまいます。ユニークな仕上がりにしたいときは適切です。しかし料理に重きを置いている料理写真において「おいしさ」がつたわりにくいかなと思います。また、広角レンズの撮影の場合、余計なものが写りやすいです。