料理が10倍おいしく見える料理写真のライティング方法!

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カメラは光をありのままに記録する機材です。思い通りに写真を撮るためにいいカメラがあっても「光が〜」って思ったことはないでしょうか?上手な写真を撮るのに大きなウエイトを占めているのが光の扱い方なのです!つまりカメラマンと一般人の最も大きな違いはカメラの性能ではなく、ライティングなのです


はじめから結論を言うと、
カメラ始めたての時は、蛍光灯を消し窓際で、半逆光の自然光&レフ板で撮影する!
これだけではピンとこない人向けに、専門用語を使わずどうしてなのか、理由を解説して行きます!

ライティングとは?

写真撮影をする時に、光を当て方を工夫することです。

撮りたいものを見つけて刹那的にとるのではなく

  • 意図的に光を作る
  • 不要な光を省く

ことで写真のレベルがぐぐっと上達します!

写真撮影において最も大切なのがライティング

3,000円で買える中古のカメラでも、思い通りのライティングができればそれなりの写真がとれます。

でも逆にたとえ400,000万円のカメラを渡されても、ライティングが最悪だと全くいい写真を撮ることはできません。光は写真の60%を占めています。だから写真の良し悪しはライティングで決まるんです!!

光の種類と色

ライティングで、まずはじめに考えることは、光の種類です。主に下の3つのシュチュエーションで撮影することになります。 

どの光で撮るかが重要になります。今回は蛍光灯・LED自然光を使ったライティングを紹介します。そのため昼間に撮影する想定します。

料理撮影でのライティングのコツ

前述の鉄則を確認しましょう。

カメラ始めたての時は、蛍光灯を消し窓際で、半逆光の自然光&レフ板で撮影するでしたね。1つずつ解説して行きます。

蛍光灯を消し:光源を1つに絞る

光を発する源、光の元を、 カメラ用語で光源と言います。ライティングの大原則は光源を一つに絞ることですが、室内にはたくさんの照明器具が存在します。たとえ1つしかない場合も光の色がよくないため、慣れるまでは部屋の照明を消しましょう。色については次項で詳しく解説します。

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これが前述の「不要な光を省く」に該当しています

窓際で:自然光の色がポイント

光には色があります。室内の照明器具である 蛍光灯の色は青く、料理は干からびて見せる効果があります。またLED は黄色くて、料理本来の色が見えません。

自然な光:自然な料理の色合いをを出すことができるため料理本来の美しさやかわいらしさを表現することができる。

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強い光は、弱い光を打ち消すように見せる効果があります。光の影響力は、単純な光量だけではなく、距離が近いほど比例して大きくなるので、部屋の電気から離れて窓際に近寄れば、室内照明器具の影響を減らせます。
さらに室内照明器具の影響を減らしたい場合は、部屋に背を向けて体で照明を遮ったり、カバンなどで料理を囲むようにして撮影するのも苦肉の策です.

半逆光&レフ板:カメラから見て横方向から光が当たるように

光源を1つに絞ったら、カメラから見て横方向に光源がくるようにして撮影してみましょう。サイド光や半逆光で撮影すると立体感は出ますが逆側に影ができるため、逆側にレフ板をおきます。

おいしそうな料理写真には「立体感」と「照り」が大切です!

逆光

半逆光

サイド光

サイド光・半逆光なら立体感はもちろん料理本来の「照り」を演出することができますよ!


コラム;レフ板とは反射板。なければ画用紙など白いもので大八日。ただしティッシュなど透明性のある前提として作るものは効果が薄い

真後ろから光を当てる(逆光)のがよいという説もありますが、それでは手前にレフ板をおかなければならないので撮影しづらいため、サイド光か半逆光ががおすすめです。

コラム:手前からの光は絶対NG。前から当てた光のことを「順光」と言います。これだけは避けましょう。

<昼>  自然光ライティングで料理撮影する具体的な手順

前述の通り、部屋の明かりを消して光源を一つに絞ります。ただし、レストランでの撮影など、どうしても部屋の明かりを消せない場合は、窓際の席で自然光にできる限り近づきます。

強い光は、弱い光を打ち消すように見せる効果があります。光の影響力は、単純な光量だけではなく、距離が近いほど比例して大きくなるので、部屋の電気から離れて窓際に近寄れば、室内照明器具の影響を減らせます。
さらに室内照明器具の影響を減らしたい場合は、部屋に背を向けて体で照明を遮ったり、カバンなどで料理を囲むようにして撮影するのも苦肉の策です.


自宅など自由に照明を消せる場合

 お昼の光は強すぎるため、レースカーテンや薄い白い布などで光を和らげます。

朝の光は爽やかで柔らかく、色もナチュラルで透明感があるため、午前中に撮影することがおすすめです!特に9時~11時が1番おいしそうに撮影できますよ。

※季節によって1時間ほど前後するので真夏の場合は8時~10時がおすすめです。

<夜>  部屋のライティングで料理撮影する具体的な手順

解説はしますが、夜の撮影はおすすめしません。室内の照明で撮るには、rawデータ撮影と編集が必須です。

まず部屋の明かりを消します。そして隣の部屋の明かりをつけ、部屋の境目で、順行(逆光)をさけて撮りましょう。もちろん絶対フラッシュは使わない。

ストロボを使って撮影する場合は、ストロボの光を天井に当てて撮影すると、人工の光が自然の光に近くなります。

次に色の補正です。

携帯の加工アプリやパソコンの加工ソフトで下記の4点を調整してみましょう!

  • 明度(明るさ)
  • コントラスト
  • 色温度
  • 彩度

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料理の正面を決めよう。お皿の向きをカメラに対して30~45度ほど傾けるとうまく映えますよ!

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